キュレーターズアイ

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TANTONの由来

昔から鍛冶屋(かじや)さんといえば、「トッテンカン」という音がイメージとして浮かんできますよね。
これは、鍛接した鉄とハガネをより強くしなやかにするために、親方と子方(弟子)が鎚を持ち、高温で赤らめた鉄の塊にリズムを取ってかわるがわる振り下ろす時の音「トン(親方)」「テン(弟子1)」「カン(弟子2)」からきたと言われています。
鉄は何度もくりかえし叩くことで分子がより細かくなり、しなやかで強い、そして切れ味の良い刃物が仕上がります。この工程は鍛造(たんぞう)と呼ばれ、与板打刃物の昔ながらの特徴です。

TANTONの「TAN」は鍛造の「タン」。鍛冶の匠が心をこめて鍛えた鉄製品ということの証しです。
「TON」は使ってみてわかるリズミカルで心地よい製作のよろこびを音にこめました。
こびとの鍛冶屋もかわいらしく、400年続いている打刃物の熟練の技を親しみやすいイメージであらわしています。